• 2024年11月1日(金)

 本校GAコースでは、毎年、高1の2月に3泊4日で台湾研修を実施していますが、その中のメインプログラムの一つが国立台湾大学公共衛生学院での発表です。これまで8回訪問していますが、この度、国立台湾大学本部の国際事務局(國立臺灣大學 國際事務處)より連絡があり、これまでの本校の国立台湾大学での取り組みを調査された上で、同大学の最新情報や国際学生向けの7つの英語プログラムについてぜひ直接に紹介させて欲しいということで、国際事務局副局長で木工学科副主任の楊國鑫(Kuo-Hsin Yang)教授、馮約菡(Bo Fung)事務局員、賀立蓁(Leo Ho)事務局員の3名が来校されました。同大学の教育全般についてお話を聞かせていただくとともに、特に力を入れておられる教育内容の国際化と具体的なプログラムについてご紹介いただきました。ぜひとも国立台湾大学への進学や留学、単発のプログラムへの参加を考えて欲しいとのことでした。今回、国際事務局の皆様は2週間に渡って日本に滞在され、24の日本の大学・高等学校へ訪問されたとのことでした。事前の徹底的なリサーチの下、厳選された日本の難関大学の国際教育部門を訪問し、単位互換や留学プログラムについて協議されたようです。日本の高等学校へはごく限られた学校だけを訪問されたようです。聞くところでは、ほぼすべて首都圏の名門高等学校で、関西圏では唯一、本校を訪日の締めくくりに訪問されたとのことでした。国立台湾大学は、言わずと知れた台湾の最高峰大学ですが、その評価に甘んじることなく、大学を挙げて精力的に教育・研究の国際化を推進しようとされている姿勢に、見習うものがあると大いに感心いたしました。