本ページは、文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH) 第2期指定(2019年度~2023年度)の内容を掲載しています。

SSH校の指定について

 本校は、2014年度からの5年間に引き続き、2019年度から5年間、文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール指定(第2期)を受けています。第2期の研究開発課題として「データサイエンスの素養を持ちグローバルマインドセットを備えた生命科学系リーダー育成」を掲げています。

 SSH事業の実践においては、GSコースが中心となって、同一法人内の医科薬科大学との一体的な高大連携の推進により、課題研究等のプログラムを通じて、生徒にこれからの複雑な時代を生き抜くために必要な、創造性、課題解決力、ICTリテラシー、コミュニケーション力、協働的態度を持たせることによって、将来Society5.0科学技術系人材として活躍し、生命科学イノベーションを推進するリーダーを育成するための教育システムを開発することを目的としています。

関連リンク

SSH事業は、将来の国際的な科学技術人材の育成を目指し、先進的な理数系教育に重点を置いたカリキュラム開発を行う事業です。詳しくは国立研究開発法人科学技術振興機構のwebサイトをご覧ください。

 

学校としての目標

  1. ライフイノベーションを推進する生命科学系リーダーを育成する
  2. データサイエンスの素養を持つ科学技術系人材を育成する
  3. 世界で活躍できる真に国際性を備えた科学系人材を育成する

本校SSH事業の取組

主な取組を紹介します。GSコース生だけでなく、他コース生も対象となるものもあります。

  • 学校設定科目の設置
    • 〈SS生命科学Ⅰ〉〈SS生命科学Ⅱ〉〈SS地球科学〉〈SS情報科学〉〈SS科学英語〉
  • 課題研究
    • 高等学校段階
      令和3年度以前入学生は総合的な探究の時間の〈SS課題研究〉で、令和4年度以降入学生は理数科の〈理数探究〉で取り組む
    • 中学校段階
      高等学校の理数科〈理数探究基礎〉に準じて、3年次において総合的な学習の時間で取り組む
  • 学習レポート(中3)
  • 大阪医科薬科大学との高大連携事業
    • 高大接続課題実習、Summer Science Program、医学部実習、最先端医学教室、基礎医学講座、基礎薬学講座、データサイエンス講座、他
  • 大学・研究所との連携事業
    • SSセミナー、サイエンスキャンプ、大学0年生講座、医系をめざす女子生徒のための座談会、理系女子生徒のための座談会、他
  • 科学技術コンテスト等への参加、科学系クラブの振興
  • 外部イベントでの研究成果発表、Global Science Forum主催
  • 海外研修の実施、他

本校SSH事業の企画における連携先

  • 大阪医科薬科大学
  • 京都大学
  • 大阪工業大学
  • 京都工芸繊維大学
  • 大阪大学
  • 大阪公立大学
  • JT生命誌研究館 他(順不同)

本校SSH事業の概要図

成果の普及(研究開発実施報告書)

令和5年度(指定第2期 5年目)

令和4年度(指定第2期 4年目)

令和3年度(指定第2期 3年目)

令和2年度(指定第2期 2年目)

令和元年度(指定第2期 1年目)

文部科学省による中間評価(令和3年度)

「これまでの努力を継続することによって、研究開発のねらいの達成がおおむね可能と判断されるものの、併せて取組改善の努力も求められる。」との評価を受けました。