中学1年生最初の野外行事であるオリエンテーションキャンプが、4月10日(水)~11日(木)に兵庫県のユニトピア篠山にて行われました。緊張の中、校長先生の訓話や教頭先生による学校の歴史についてのお話を、生徒たちは食い入るように聞いていました。学年主任の熱い講話に、77期としての強い自覚を持ってくれたことでしょう。

残念ながら天候に恵まれずキャンプファイヤーは中止となりましたが、ホールでの合唱は大いに盛り上がりました。星空観察も映像での観察となりましたが、これはまたそれなりの情緒があり、校長先生の星座や星に関するお話、国語の先生による詩の朗読も興味を持って聞き入っていました。

二日目のカレー作りでは、クラスの違う同じ出席番号の生徒たちがその日初めて出会い、その初めての者同士が協力して作り上げ、これから6年間運命を共にする仲間という意識を改めて持ったようです。初めて包丁を持つ者、慣れた手つきでてきぱきと作業をこなす者などさまざまでしたが、最後は全員が楽しく食事をとることができました。たった二日の短いキャンプでしたが、多くの経験を得て大人への第一歩を歩み始めてくれたものと思います。

閉校式では、保護者の方々からの生徒たちへのメッセージが流れ、うっすらと涙ぐむ生徒もおり、保護者の方への感謝の気持ちを深くしたようです。