3月19日(木)、小野薬品工業株式会社水無瀬研究所の全面的なご協力を得て、参加者7名にみっちりと指導していただきました。

小野薬品工業株式会社の事業内容のお話から始まり、探索研究部第4回研究室室長で、本校32期生(1980年卒)の中出眞嗣様に、「薬」の基礎と、世界に先駆けて開発したがんに対する抗体医薬「オプジーボ」の説明、そして、研究生活の楽しみ・苦しみのお話をいただきました。

その後、2班に分かれ、研究所内をめぐり、各部署で働いておられる研究員さんに直々に説明をしていただきました。 例えば、薬が胃では溶けずに腸で溶けるようにコーティングする機械や、細胞の電位をほぼ自動で測定する機械などを見たり、タンパク質分子がCGで表示されているのを3Dメガネで見ながら動かしたりなど、面白い体験もさせていただきました。

また、感心したのは、研究所内の床が光り輝いており、大変きれいな状態で維持されていることです。あと、各実験室が透明性が高く、廊下からガラス越しに「よく見え」ました。 水無瀬研究所の皆様のご協力を深謝いたしますとともに、研究所のますますのご発展を祈念いたします。