6月27日(水)放課後に行われたSSセミナーの一つ『微生物燃料電池 ~未来の発電所~』を紹介いたします。
講師は京都工芸繊維大学教授の小原 仁実先生です。現在のエネルギー状態から、未来の発電所となる微生物電池についてわかりやすく解説していただきました.
枯渇することがわかっている石油を燃やし続けることでエネルギーを使う現在から、太陽光や風力などのように、新しいエネルギー源を模索する動きが進んでいます。その本命ともいえる研究が生物の力を借りた電気エネルギーで微生物燃料電池のことです。下水処理場の汚水処理の過程でも微生物を使い発電できるため、コストもかからず、水もきれいにでき、電気も生み出すことができるといい一石三鳥です。まだ実用段階までは時間がかかりますが、地球環境の面では未来の発電所とも言えます。