アフガニスタン出身の医師で京都大学大学院医学研究科研究員のZuhal Sulaiman Haare先生をお招きし、本校小講堂において「第14回外国人研究者によるグローバルセミナー」を開催しました。GAコースに所属する中3・高1・高2の130名の生徒が参加しました。
講演は、“Maternal Mortality-A preventable tragedy”(妊産婦の死亡-予防可能な悲劇)と題して、今日の世界やアフガニスタンにおける妊産婦問題の状況や死亡の原因について英語でお話しいただきました。社会・経済・医療の各問題の考察を通じて、妊娠中・出産期・産後の女性(新生児の母親)の死亡問題の多くが予防可能であることや妊産婦の健康のために取り組むべき課題についてご教授いただきました。
聴講後、高1や高2の生徒からは、妊娠・出産に関する教育や女性の能力向上についてイスラーム社会でうまく取り組めるのかなど、いくつもの質問があがりました。