12月17日、中学2年生を対象としてキャリアガイダンス進路講演会「ようこそ先輩」が行われました。講師は笠原真吾OB(57期・厚生労働省勤務)と渡邊一雅OB(59期・ジョーンズ法律事務所勤務)に務めていただきました。

厚生労働省で医系技官として働く笠原OBは「医師をしていて見つけた疑問や課題を解決したいと思い、厚労省に入省した。診療報酬の改定などは合意を得るのが難しいが、だからこそやりがいがある。皆さんも将来を見据えて自分のフィールドを考え、課題に思うことを自分の力で変えていってほしい」、国際弁護士として活躍する渡邊OBは、「サッカーの天才や野球の天才はいても、法律の天才はいない。この仕事は努力次第で誰もが一番になれる。社会では、自分で計画を立て、期限迄にきちっと仕事を仕上げることが求められる。学校の勉強は、最も良い努力の練習になる」というメッセージを伝えられました。

生徒からはよい質問が次々に飛び出し、先輩からは後輩たちを鼓舞するような答えが返され、進路意識やモチベショーンの向上にとてもよい機会となりました。