12月20日(金)、中学2年生を対象に「第16回キャリアデザイン進路講演会 「ようこそ先輩」」 を開催しました。この企画は、社会の第一線で活躍している高槻OBをお招きし、人生や生き方の参考となるような講演をしていただき、生徒たちが自己の将来について考えるきっかけにするものです。
 今回の演者は生田英輔さん(大阪公立大学 都市科学・防災研究センター/現代システム科学域 教授、高槻47期)、露峰佑太さん(関西電力株式会社、高槻67 期)のお二人で、高槻時代の思い出から進学後の話、研究や現在のお仕事の話など、話題は尽きることがなく、生徒たちも熱心に聞き入っていました。
 

 

 

参加生徒の感想

生田先生のお話を聴いて…
  • 大学教授は専門家としてテレビに出ているのを見て、あまり親近感がわかなかったけど、今回の講演を聞いて、大学教授とはどういうものかという疑問がなくなりました。
  • 私は8月にボランティア委員会で生田先生の講演を聞いて、建築に興味を持ちました。今回の講演を聞いて研究を深めるために一級建築士、宅建、防災士などの資格を取られるという幅広い知識を持つというところを私も大切にしたいと思った。
  • 防災について、前よりもっと興味が出てきました。ありがとうございました。
  • 人生の役に立つことを色々教えてくれてありがとうございました。これからの人生でこれを生かせるようにしたいです。
  • 大学教授という知らない職業がどのようなものか知れました。「知のテーマパーク」という言葉が一番印象に残りました。研究をしてみたいと思っているのですが、将来の職に繋がるか不安でした。ですが、今日の話でしたいことをしようと思えました。
  • 人の命を守るために全力を尽くす姿がとてもかっこいいと思いました。家庭科の教科書(生田先生執筆)など身近な危険に対する解決策から、地震台風火事などの大きな災害まで幅広く活動しているのがすごいと思いました。
  • 神戸の小学校で地震とか防災など調べていたけど、住居の構造などいろんな方向から地震に関われると知れた。また、大学教員、教授は自分の好きな研究を突き詰めていくのが大事と知ってあまりよく知らない仕事だったけど、興味がわいた。
  • 講演を聞いて、先生の研究に対する熱意がとてもよく伝わりました。私も自分の好きなことや興味のあることを大切にして生きていきたいと思いました。また、たくさんの人と関わることの大切さを学び、色々な意見を聞くことに気をつけようと思いました。
  • 私はなんとなくキレイな建物を見るのが好きで(主に家)、生田先生の話を聞いて、決められた方法で建築していくことだけが建築じゃないんだなと思いました。
  • 大学教員のつらいところや、メリットがはっきりしていて分かりやすかった。自由であることが分かった。

 

露峰先生のお話を聴いて…
  • 先生の行動力のすごさに驚きました。ぼくもこれから5つのことを意識して日々を過ごしたいです。いろんなことに興味を持ち、人生を楽しく過ごします。
  • 今、部活動や学校生活を頑張るのが大事と分かりました。
  • 先生の行動力のすごさに驚きました。僕は1つのことでいっぱいいっぱいになってしまうので、5つのことを意識して過ごしていきたいと思います。いろんなことに興味を持っていきたいです。ありがとうございました。
  • 中学生の頃から決めていた将来の夢でも、考えてみると意外と別のものだったりすることが分かりました。私は医者になりたいと今は思っているけれど、もしかしたら、この先、変わるかも知れないので、柔軟に対応していきたいと思います。
  • 自分の人生に少し希望が持てるようになりました。ちゃんと大人まで生きていけるかな、ちゃんとご飯が食べれてるかな、など不安はまだ全然ありますが、「楽に楽しんで人生を送る」という考え方が良いなと思って、それを人生の指標にしたら、もっと希望というか、見える範囲が広がりそうだなと思いました。
  • 「偶然起こる出来事を予測する」という言葉がかっこよく、とても印象的だった。また、人生何が起こるか分からない中で、どうやったら人生を最大限楽しめるかと考えることが重要だと分かった。今回の講演で人生の価値観がガラッと変わった気がする。
  • 僕も小学生の時から目指している夢があるのですが、最近少しぼやけている気がします。学校などで経験を積み重ね、しっかり考えようと思います。
  • 人生は偶然の連続など、かなり共感できることがあり、面白かったです。また先生がどのように考えて生きているのか知れて楽しかったです。
  • 自分は人とコミュニケーションを上手に取ることを目標にしていて、今日、露峰先生の講演を聞き、何となく何が自分に足りてないのかが分かるようになりました。