• 2024年9月14日(土)・15日(日)

 本校の文化祭は、今年度から「青霞祭」と呼称されることになりました。歴史ある本校の文化祭にも固有の名前があるべきではないかという意見が文化祭実行委員会から上がり、いくつか候補名称が考案され、全校生徒が投票を行い、先生方の承認も経て、最終的に「青霞祭(せいかさい)」と命名されました。文化祭とは9月の本番に備え、まさに「盛夏」の期間、「青春」の心血を注いで準備し、その「成果」を披露する機会であることから、「春」を感じさせ「生徒歌」にも謳われている「霞」という文字を用いて、「盛夏に取り組んだ青春の成果」を披露する場を表す名称として名づけられたということです。

 さて今年の文化祭は主に中学生の発表を中心に見せて頂きましたが、中学3年の体育館でのステージ発表(映像・ダンス・劇・歌・コント・マジックなど)は、年々レベルの向上を感じるとともに、無駄のないスマートな運営にも大変感心いたしました。中学2年の職業についての発表も、分かりやすいスライドが作成され、簡潔に上手くまとめられていました。業務の合間に本校生の取材に応じてくださった一般の方々からもお褒めの言葉をいただいています。中1の合唱コンクールは、今年の中1生らしく、堂々と元気よく課題曲と自由曲を披露してくれました。とくに今年の課題曲は本校の音楽の先生方がこの合唱コンクールのために創作されたものであり、指導にも大変に熱がこもっていたようです。

 また、来校者を迎え入れるにあたって、玄関前のお神輿モニュメントを始め、校内装飾もスタッフの尽力で見事に仕上げられ、とても嬉しく思いました。文化系クラブの発表や高校生のステージパフォーマンスも例年同様に大変力が入っていたようで、学校がまさに一つにまとまる素晴らしい「青霞祭」となりました。