6月13日(木)放課後、京都大学 理学研究科 教授の太田耕司先生をお招きし、「銀河に潜む超大質量ブラックホール」と題したSSセミナーを開催しました。
宇宙やブラックホールに興味をもつ中学生たちも多数参加し、会場には100名を超える生徒たちが集まりました。
私たちの住む銀河系についての紹介や、その中心に存在する大質量ブラックホールの存在がどのようにして分かったのか、地球からはるか彼方に存在する、銀河系から放たれる光の数百倍もの光を放つクエーサーの話など、想像することも難しいほどの大きなスケールの話でしたが、身近な例も引き合いに出しながら解説していただけたため、生徒たちも熱心に聴くことができました。

受講生徒の感想

  • スケールの大きい話でも、身近なものに例えられて分かりやすかったです。宇宙への興味が深まりました。ありがとうございました。(中1)
  • 今日は講座をしていただきありがとうございました。自分の知らない言葉・考え方(事実)にたくさん触れることができ新鮮でした。銀河には様々な種類・分類があることを知りました。具体的な例を多く用いた説明で難しいところもあったけれど、理解することができました。(中1)
  • 超大質量ブラックホールの質量や明るさを太陽や太陽系などの我々が住んでいる銀河で例えることで、とても実感が湧き分かりやすかった。元々興味があった宇宙の知識がさらに深まり、宇宙への謎がひとつ解決されました。(中1)
  • 日常生活では知ることのない、興味深い話を聞くことができてとても良かったです。ブラックホールは物を吸い込んだりするものだと思っていたけれど、今回の講義を聞いて、その考えを根本から覆されました。宇宙についてまだまだ知りたいことがあるので、自分でも改めて調べてみたいと思います。(中3)
  • 小学生の頃に宇宙に興味を持ち、これまでにも色々なことを調べてきたのですが、クエーサーに関する歴史については初めて知りました。とても楽しく、興味深かったです。ありがとうございました。(高2)
  • 宇宙についてクエーサーというものが存在することは知っていましたが、それがどういうものであるかは知らなかったので、深い知識を得られたのは非常に貴重な機会でした。講義の最中に疑問に思うこともあったのですが、講義の中でさらに新たな知見を得ることで疑問を解消することができました。(高2)