6月8日(土)に大阪大学 核物理研究センター招聘教授の藤田佳孝先生にお越しいただき、「宇宙から極微の世界まで」と題したSSセミナーを開催しました。

セミナーはウロボロスの蛇の話、ミクロの世界からマクロの世界へ、そして大宇宙までが連続していることを実感させられる大変興味深い内容で、「難しかったけど理解できた、興味を持った」との感想が多くよせられました。生徒の科学する心の掘り起こしにつながった1時間でした。
また、恒例の角運動保存則やジャイロの実験、カオス振り子の実験なども見せていただきました。最後まで残って実験を体験した生徒は不思議な現象に興味津々でした。

受講生徒の感想

  • 本日はご講演ありがとうございました。授業で習ったものと講義の内容がリンクしていて、発展した詳しいことを知れました。なぜそうなるかよくわからなかったところが理解でき、さらに物理に興味を持ちました。噛み砕いて説明していただけたのですべてわかりました。本当に面白かったですありがとうございました。
  • 宇宙であれミクロなものであれ、知っているものと密接に関連して成り立っていて自然界にも適用でき地球も同じ仕組みであったことには驚いた。巨大な世界とミクロな世界が繋がっていることに興味を感じた。自然界は基本四つの力で説明できているということに驚いた。小さな世界と巨大な世界の両方を教えてくださって非常に授業への理解が深まった。さらにウォークなどの知らない単語まで理解することができてよかったです。
  • いつも目にしている単位はメートル、cm、km、mmしかないけど、人間がわかっているのは10の4乗倍までで、たくさんの単位があることに驚いた。
  • 何も知らなかったけど先生の説明が分かりやすくてかなりわかった。物理に対する意欲が湧いた。
  • 宇宙にもともと少し興味があったので、少し宇宙のことを知れてよかったです。とても面白い授業でした。ありがとうございました。実際の写真と分かりやすい説明があって、本来難しい説明でもわかりやすく、よく理解をすることができた。図も入っていて繋がりも意識しながら理解することができた。テーマを開けて一つ一つ詳しく説明があったので、宇宙や小さな世界大きな世界について興味を持った。例を多く出したりつながりを細かく説明したりしていただいたのでよくわかりました。
  • いくつもの条件が揃ってこそ、自分たち生命が誕生できたことを改めて感じた。大陸移動説の詳細に関して特に興味を持ったので、少し難しいところもあるがとてもためになるセミナーだった。自分の視野の狭さを実感しました。
  • 直接的な成果が無くても面白いことを調べ続けるのは恰好いいと思いました。宇宙とクォークや原子核がつながって世界ができていたことにとても驚きました。
  • ウランに悪いイメージがあったが、大陸の移動に核が関わっていることを知り興味がわきました。
  • 本日はありがとうございました。べき乗のサイズで宇宙から極微の世界まで実際に写真で示していたのがすごくわかりやすくて面白かったです。
  • 今まで苦手だった物理への苦手意識が、今回のセミナーを受けて興味へと変わりました。
  • 自然の回想は全て絡み合っているなというのは新しい視点でした。
  • ウロボロスの蛇の話をちょうど本で読んで、見かけの力の概念とかを授業で習ったところだったのでよく理解できました。宇宙の話も好きなので面白かったです。あと先生が楽しそうに話すのが聞いてて楽しかったです。