• 2023年11月10日(金)

 4年ぶりにスタンフォード大学のGary Mukai博士が来校され、2020年に完成した校舎をご見学頂くと共に、当日の5教科の「研究授業」のご見学、生徒への「特別セミナー」、教員へのご挨拶を頂きました。Mukai博士が所長を務められるスタンフォード大学国際異文化教育プログラム(SPICE)と本校の共催による「スタンフォード大学オンライン講座」は、初年度の2015年度から今年で9年目を迎え、今年も41名の高校1年生がこれを受講しています。本校の目指す実効性あるグローバル教育を支える意義ある講座です。講座の様子は本校のWebsiteでもあちこちで紹介していますので、ご確認頂ければ幸いです。
 私自身、誠にありがたいことに、Mukai博士と9年目のお付き合いとなるわけですが、今回、先生との懇談の中で、高槻高校での取り組みが注目され、現在ではSPICEは日本の5つの県(県教育委員会)と3つの市(市教育委員会)と契約を取り交わし、管轄する公立高校の生徒を対象にオンライン講座を実施しているとのお話でした。もちろん講座の内容はそれぞれ異なっているようで、本校の場合のメインテーマは「グローバルヘルス」ですが、それにしても本校が先駆けになっているというわけです。この様な素晴らしい取り組みが国内の高校に広がっていくことは実に望ましいことと思います。
 今回、先生には “What Does It Mean to Be a Global Citizen?”という演題で高校生にセミナーをして頂きました。受講生にはこのセミナーでの先生からのメッセージをぜひ自分の今後の進路設計の土台に採り入れて欲しいと願うものです。