- 2022年11月11日(金)
- 沖縄科学技術大学院大学 スペシャリスト 横倉隆和 先生
- 「動物の形態形成の分子生物学-運動制御器官の形成を例に-」
先生は、ショウジョウバエの野生株の雄・雌、色々なホメオティック突然変異株を持参していただきました。ビコイド、ナノス遺伝子、ハンチバック遺伝子など講義していただき、そのあと、実体顕微鏡でじっくり観察しました。教科書に写真は載っていますが、滅多に実物を見ることができないものばかりで、貴重な体験となりました。
受講生徒の感想
- 今日は素晴らしい講義をありがとうございました。顕微鏡を見ながらピンセットで観察物を動かすのは初めてなので、少しワクワクしました。ショウジョウバエの通常体と変異体の違いを詳しく見ることができました。
- 顕微鏡でのぞきながらひっくり返したり等の細かい作業をするのは初めてで楽しかった。成虫の羽根の模様などの細かい部分が思ったより鮮明に見えた。
- 今日はとても面白い実習ありがとうございました。初めて顕微鏡を使いながら作業をしたので、少し慣れるのに時間がかかりました。ショウジョウバエのようにとても小さい試料を扱うのは大変だなと思いました。普段は小さくて気にならないような生物だけど
- 顕微鏡を使って詳しく見てみるとこんなに細かい細胞からできているということが分かり面白かったです。
- 一つの細胞からどのように動物になっていくかや、それにはギャップ遺伝子、ペアルール、セグメントポラリティー遺伝子、ホメオティック遺伝子などの遺伝子が関わっていると知った。
- どこが変異しているかを見つけるのがかなり難しく、一部しか分かりませんでしたが、分かりやすく講義してくださったおかげで理論は分かりました。
- 本日はありがとうございました。今までは特に疑問に思ったことはありませんでしたが、さなぎの時も順番が維持されるのは不思議だと思いました。卵から成虫まで順番が維持されるという意味が分かりました。やはり生物の仕組みはとても複雑で難しいと思いました。
- 顕微鏡で見ながら観察や解剖をするというのが初体験で、とても楽しい時間を過ごせました。ありがとうございます。
- 今日は興味深い体験の機会をありがとうございました。普段は顕微鏡を使った実習がないので慣れず、苦労しましたが、生物で学んだことと関連づけながら観察するのがとても楽しかったです。
- なかなか専門的な内容で無かしかったが、実習をしながら講義を聞くスタイルは滅多になかったのでとても楽しかった。発生学や遺伝学など多様な分野から学べて勉強になった。
- 先生のショウジョウバエに対する愛情と熱意を感じて、自分も楽しかったです。