「特定非営利活動法人日本咀嚼学会第33回学術大会」が、2022年10月1日(土)から徳島大学大塚講堂で開催され、高校2年GAコース生の7人が課題研究での取り組みを発表しました。

発表テーマは「健康寿命の延伸に向けた咀嚼改善意識の普及促進に関する取り組み」です。多くの人は、「よく噛んで食べる」ことの重要性を認識していても、実際には行動に移せていないのではないかという課題認識から、啓発用のロゴを考案しました。

ロゴは、Chewing(咀嚼)を表し、それぞれの文字が咀嚼に関わる意味を持っています。Cは、口で咀嚼そのものを表しています。hとeは、人参とキャベツで,野菜が肥満予防に効果的であり,よく噛むことにも繋がります。wとgは、タコとナッツで、弾力のある食材や硬い食材が咀嚼につながることを表しています。iとnは、きゅうりとトーストした食パンで,切り方や加熱することで咀嚼回数が増えることを表しています。

発表に向けては、大阪大学大学院歯学研究科の池邉一典先生、高阪貴之先生からご指導をいただきました。当日、生徒たちは10分間のプレゼンテーションを堂々とこなし、質疑応答では大学の先生や企業の方々から賞賛とエールを頂戴しました。

大会長の徳島大学市川哲雄先生をはじめ関係各位には、高校生に学会発表という貴重な機会を与えていただき厚く御礼申し上げます。