2月26日(土)、GA/GL/GSコース合同の課題研究発表会が行われました。各コースで取り組んできた課題研究(探究活動)の成果を発表することで、研究に対する興味・関心を高め合うことが目標です。また、コース選択を目前に控えた中学2年生にとっては、各コースの取り組みを実際に見学する機会になりました。今年度は新型コロナウイルス感染対策として、ポスター発表をオンラインで行いました。当日は、99のポスター発表、11の口頭発表が行われ、学校全体で取り組んでいる探究を基軸とした教育活動の大きな発表の場となりました。
GSコース(SSH)
令和3年度のSSH課題研究の発表は、2月19日にSSH主対象生徒であるGSコース(高校1年生と高校2年生)のSSH校内発表会と、2月26日の全コース対象の発表会の両日で行うこととなりました。密を避けるために、1・2限目は7つの理科教室に分かれてビデオ配信で高2の発表を聞きました。3限目はコナコピアホールで各科目(物理、化学、生物、情報)の代表のオーラルプレゼンテーション、4限目は大学の先生方をお招きして理科教室で高1・高2の全班がポスターセッションを行いました。会の後に開催されたSSH運営指導委員会において、指導委員の先生方から「課題研究が格段に進歩した」との評価をいただきました。
この発表会の様子は録画し、2月26日の課題研究発表会において中学2年生、中学3年生に対して上映され、中学2年生に対してはGL/GS/GAのコース選択の資料として、中学3年生に対しては次年度高校1年生における課題研究の科目選択決定の資料として役立ててもらいました。
GAコース(SGH)
GAコースでは、ポスターに代わりスライドを用いての発表を行いました。発表者の説明と共にスライドを見ながら進められましたので、どのような研究であるか理解しやすかったのではないかと思います。
ポスター発表に続いて行われた第2部となるコナコピアホールでの口頭発表は、高校2年から中学3年までのGAコースの生徒と中学2年生の希望生徒が集合し、対面形式で行われました。発表者は高校2年生3名、高校1年生2グループ、中学3年生3グループで、それぞれの発表を英語や日本語で行い、これまでの研究成果を真剣にまた堂々と発表しました。発表後の質疑応答の時間では、研究に対する質問とそれに対する回答のやり取りも熱心に行われ、真剣な中にも和やかな雰囲気で発表会を終えることができました。
最後に京都大学 高等教育研究開発推進センター教授 松下佳代先生と学校長から講評をいただき閉会となりました。