VUCA(Volatility, Uncertainty, Complexity, Ambiguity)の時代を生き抜くため「越境する学び」が求められています。本プロジェクトは、事前研修を経て、広島県にある瀬戸内の離島『大崎上島』を訪れ、教科を越え、教室を越え、学校を越えて学び合う研修です。あたり前だと思っていた価値観の揺らぎを実感し、フィールドワークで地域の特徴や課題を発見することを通して、学びを深めていくことを目的としています。

例年は12月に実地研修を行っていましたが、新型コロナウィルスの感染拡大により、3月の実地研修を計画しています。今年度は、7名の高槻生が参加を希望し、他の3校(岡山高校、明星高校(東京)、福山暁の星女子高校)の15名の生徒と協同して探究活動を進めていきます。

1月27日(木)の放課後、「未来創生 協同探究プロジェクト in大崎上島」の事前研修(第1回)が行われました。

今回の事前研修では、ZOOM(オンライン)を用いて、本校の前田教頭から「豊かさとは何だろう?」というテーマでガイダンスが行われました。その後のグループワークでは、「豊かさ」について自分の考えを出し、他人の意見も聞き、班としての考えをまとめ発表しました。様々な発表を聞くことで多様な考えを認識し、「豊かさ」について改めて深く考えることができたようです。