本校では、アジア高校生架け橋プロジェクト(文部科学省主催、AFS日本協会実施)により来日する留学生を受け入れて、今年度で4期目となります。今年度はインドネシアからムハンマド・デキ君が来日し、10月18日から来年3月中旬まで通学をすることになります。
留学生の初登校となった10月18日は、高校生は中学体育祭のため自宅学習日でしたが、受入クラスである高校1年1組の生徒諸君によって、新しくクラスメイトとなる彼のためにあたたかい歓迎会が行われました。翌19日には、さっそく高校体育祭に参加することとなりました。20日からは通常の授業に参加し、初めての授業で緊張しながらも真剣に取り組んでいるとのことでした。
また、10月22日(金)には、学年全体での歓迎会が催されました。冒頭、学校長より歓迎のメッセージが伝えられました。その後、2グループの発表として、学校生活と学年の先生の紹介、簡単で日常よく使う日本語について寸劇を交えたプレゼンが行われました。次に、日本語と英語によるメッセージが留学生から伝えられました。最後に、学年主任の先生からも歓迎の言葉が伝えられ、大変楽しく和やかな雰囲気の歓迎会をすることができました。このような雰囲気の中で留学生を迎えることができ、留学生もこれからの学校生活を安心して送ることができるという印象を持てたようです。
新型コロナウイルスの影響もあり約5か月の短い異文化交流の期間となりますが、留学生にとっても本校生徒にとってもいろいろな体験や異文化の理解をする有意義な機会になることを期待しています。