本日、例年より1週間早くスタートした2学期が終わりました。4月・5月のコロナ対応による休校期間の埋め合わせのため、冬休みを短くして授業日数を確保する学校が多くある中、本校は夏休みを15日縮めたこと、4月・5月のオンライン授業の期間を一定の授業期間とみなしたことにより、例年どおりの冬休み期間としました。目下、首都圏や関西の感染者数が急増していることもあり、すみやかに冬休みに移行できたことは適切であったと感じています。
感染拡大防止対応が最優先の社会情勢ではありますが、今学期、本校はその対応をとりつつも、文化祭、体育祭、高校2年修学旅行、簡素な形式ながら「創立80周年記念集会」等、大きな行事を実施しました。学校としてはコロナ禍にあっても可能な限りリアルな学習体験の機会を確保したいと考えています(中1野外学習、授業公開、ホームカミングデーは見合わせました)。
本日の終業式も、放送形式は採らず、通常の中学・高校の2部制の式典を改め、2学年ずつの3部制〈中1・中2〉〈中3・高1〉〈高2・高3〉で、密を避け、短時間の式典を行いました。式辞は三度述べましたが、一時に2学年なのでそれぞれの学年に私の思いをきっちりと話すことができ、良かったように感じました。
さて、各学年から生徒・保護者向けの『学年通信』の最新号が私の手許に届きました。どの学年の冊子も工夫を凝らした仕上がりで、2学期を振り返って学年団教員の熱いメッセージが込められています。しっかりとお読み頂ければと思います。