2月14日(金)放課後、大阪地方検察庁より検事さんをお招きし、中学1年~高校2年までの生徒約80名に対してお話をいただきました。この講演は、将来グローバルリーダーとして社会に貢献する本校生徒を対象に、多様な観点から社会事象に触れ、それらをもとに自ら考え、解決策を創出し、行動できる素養を培うことを目的として実施しました。
生徒たちは、普段刑事ドラマの中の裁判で検事さんのお仕事を垣間見ることはあっても、実際に検事さんならびに検察庁の業務が、どの様な理念のもと、どの様な配慮のもとに遂行されているかを知る機会はなかなかありません。そこで、事前学習として法務省の【検察広報動画】「厳正公平・不偏不党 検察庁」を視聴した上で、現場経験の長い検事さんより様々なお話を伺いました。また、今回は女子生徒の参加が多くなったことから女性検事の方にもお越しいただき、検事のワークライフバランスなどについてもお話しいただきました。
ご講演後は、予定の時間を超過するほど質疑応答が活発に行われ、終了後もさらに検事さんを取り囲んで個別質問を行うなど、積極的な学びの姿勢が見られました。
受講した生徒からは「検察の仕事は、人間関係の構築がとても大切で、事件関係者の運命を左右することがあるので、慎重に判断を行っていると知りました。裁判での仕事だけでなく、捜査や発展途上国への法整備支援などの仕事もあり、思っていたよりも大変だなと思いました」「事件の真相解明に関わるのは、警察官だけではなく検察も関わっているのは知らなかった。法整備支援では、相手国の価値観、自主性を尊重し、日本の法律を押し付けることなく法を考えるのが大切だと思いました」などの感想が寄せられました。




関連リンク
- 検察庁広報資料のご案内(法務省ウェブサイト)
- 【検察広報動画】「厳正公平・不偏不党 検察庁」(一般向け)◆字幕あり(Youtube/法務省公式チャンネル)