2月12日(水)、京都大学文学研究科の山崎大暉先生をお招きし、「中高生のための心理学概論」と題した大学0年生講座を開催しました。
 講演では、心理学という一般的によく使われている用語について、学問分野としての観点からお話しいただきました。アンカリング効果やミュラーリヤー錯視といった少し専門的な内容についても、実演も交えながらわかりやすく解説いただいたことで、生徒たちもとても熱心に聴いていました。

 

 

受講生徒の感想

  • 先生からものすごく「心理学楽しい!」というオーラが出ていて、自分も心理学がもっと好きになりました。様々な分野の人が関わっていると聞いて、自分が学びたいほかの分野を学びながら心理学にかかわりたいと思いました。(中2)
  • 友達にさそわれてひまつぶし程度に思っていたのに、心理学についてたくさん知れたし、「ミュラーリヤー錯視」や「アンカリング効果」などの面白いことを知れて楽しかったです。また、中高の時代の勉強が大学につながるときいて、さらに勉強をがんばろうという気持ちが増えました。(中2)
  • 私は一般的にTVなどで言われている「心理学」に興味があったが、学問としての「心理学」を学び、考えていたのとは違い、より興味がわきました。デモを通して実感もでき、わかりやすく自分事としてとらえることができました。今回習ったこと以外も詳しく知りたくなりました。(中3)
  • 心理物理学という名前を聞いたときに不思議な名前だなと思いました。次映画を見るときはエンドロールに注目しようと思いました。普段意識していないようなことをグラフや式で表しているのが面白いなと思いました。(高1)
  • アンカリング効果がとても綺麗にでていておもしろかった。普段の生活の中でも自然に誘導されているのかもしれないと思うと少しこわくなった。また運動残効の仕組みが細胞などのはたらきで説明できるのがおもしろかった。(高1)