11月9日(土)午後、島津製作所分析計測事業部の田中将先生をお招きし、「ものづくりと物理学」と題したSSセミナーを開催しました。
田中先生は高槻の若手OB(69期)で、中1の頃は生物部員でウーパールーパーの研究をされ、その後電気物理部に所属し、テスラコイルで音楽を演奏することで有名になられました。当時から自宅で「ものづくり=工作」をたくさんされていたそうで、それによって多くの人とのつながりができたとお話がありました。工作に関する面白い著作も出されており、さまざまなエピソードも含め、面白いお話をしていただきました。これからの活躍がますます楽しみですね。
受講生徒の感想
- すてきな講義をありがとうございました。専門的で難しいこともありましたが、工作は意外に楽しく簡単そうなものだと思えました。(中1)
- テスラコイルの歴史など、物理系はとても難しく理解できなかったけれど、工作することの大切さ、面白さなどを知れてよかったです。(中1)
- 物理の面白いところと、難しいところ、学ぶための一番よい方法を知ることができたのでとても良かったす。(中1)
- 物理のことを研究している人に対して、新しい一面が知ることができた。(中1)
- 物理を学ぶためには工作をすればいいのだと分かりました。また、先輩の書いた本を買って工作してみようと思いました。ありがとうございました。(中1)
- 物理学に興味がわいた。定期考査に頑張る意欲がわいた。(中1)
- 工作はあまりしないから、やってみたいなと思った。ニコニコ技術部とかに行ってみたい。(中2)
- 段ボールや木、身近な水溶液を使って工作するのはとても好きだけど、PCを使ったりして動くものをつくるのはあまりしたことがないので、先生が話されていたような面白い機械がつくれたらいいなと興味を持ちました。ありがとうございました。(中2)
- ものづくりは技術の授業でいすやラジオを作るくらいだったのですが、仲間ができたり、すぐ笑えたり、良さがたくさんあっていいなと思いました。ご講演ありがとうございました。(中3)
- 今まで物理学は、現実とは離れている抽象的な学問であったので、あまり興味を持てずにいたが、ラジオや工作などの身近なところにも、共振回路などの物理現象と深く関連している物があると知って、興味が増した。(高1)
- 小学生の頃、電子工作をしていたのを思い出して、また、大学に入ったら工作してみようと思いました。(高2)
- ご講演いただき、ありがとうございました。中盤で紹介してくださったテスラコイルやダンゴムシをいじめる機械など様々な工作の事例に加えて、終盤に説明して下さった浮力や磁力などに対するシンプルで本質的な考え方を伺って、より物理や工作への興味が高まりました。(高2)