- 2024年11月6日(木)16:00~17:30
- 大阪医科薬科大学医学部 病理学教室 准教授 石田光明先生
- 「がんを学ぼう!」
基礎医学講座第7回では、病理学教室から石田先生をお招きし、「がんを学ぼう!」をテーマに講演いただきました。
実際の病理組織像を使った画像診断の体験や、免疫組織化学染色を用いた最新の検査技術の紹介など、興味深いお話に生徒達が聴き入る姿が印象的でした。講義後の活発な質疑応答の様子やワークシートのコメントからも、彼ら彼女らの興味関心の高さが伺えました。医歯薬系の大学進学を志す生徒達にとって、とても有意義な時間となりました。
受講した生徒の感想
- 実際の写真や資料を用いて説明していただいてとてもわかりやすかったです。 本日はご講演ありがとうございました。
- どっちが癌であるかというクイズを解いて、将来これが出来なければならないのかという不安と、ちゃんと見極められる目を持ちたいという意欲が湧きました。今までで1番具体的で分かりやすかったです
- 免疫組織化学染色についてのお話が大変興味深かったです。その染色により、がんの進行度合いが分かり、治療法が変わっていくことは画期的だと感じます。また、がん治療・研究はあまりわかっていることが少ないように聞いていましたが、今日の講演で驚きが多くありました。講演ありがとうございました。
- がんの発生のメカニズムや、転移の仕組み、5年生存率の違いなど知れて面白かったです。楽しい講義をありがとうございました。
- とても興味深いご講演ありがとうございました。祖母も癌で亡くなっており、詳しく知ることが出来てとても勉強になりました。正しい知識を身につけることも大切だと知りました。ホルモンやたんぱくで予後を予測できるというお話がとても興味深かったです。
- 私の夢は病理医で病理学にとても興味があります。フラジャイルという漫画や、敬愛している人が病理医について語っていたことがきっかけでした。また、がんに私は怖いイメージがありました。特に膵臓がんは静かながんといわれているだけあって尚更怖いです。今回アディコフィリンというタンパク質を知ってがんに対する治療薬を作ろうとしている事実に感動で私もそんな事業に携わりたいと思いました。