8月22日(木)、大阪医科薬科大学 阿武山キャンパスにて高大連携事業「Summer Science Program(SSP)」が開催され、本校の高校1年生GSコース化学班20名が参加しました。この実習は大学の研究施設を訪問し、実験機器の取り扱いや実験方法をはじめとして化学分野の発展的な内容を学び、課題研究に繋げていく取り組みで大阪医科薬科大学 薬学部の協力のもと行われています。

 生徒たちは、HPLCを用いた物質の導定や吸光度測定による成分濃度の導出実験を通じて、科学の最先端技術に触れる貴重な体験をしました。初めて使用する実験器具に対しては、大きな興味を示し、積極的に操作を試みる姿が特に印象的でした。
 さらに、NMRやX線解析装置に関する説明では、これらの高度な技術が薬学にどのように貢献しているのかについて学びました。生徒たちは、これらの技術が医薬品の開発や分析において重要な役割を果たしていることを理解し、科学探究の意欲が一層高まりました。加えて、薬学部で求められる知識やスキルについても詳しく説明を受け、将来の進路に対する理解を深める機会となりました。

 今回のプログラムを通じて、生徒たちは科学の魅力を再確認し、今後の学びに向けた意欲をさらに高めることができました。ご協力いただきました方々に、この場をお借りしてお礼申し上げます。