8月7日(水)、8日(木)に神戸国際展示場でSSH全国生徒研究発表会が行われ、本校からは高校3年生2名が参加しました。

 生徒たちが発表した研究テーマは、「痛風を防ぐ食品の探索~食品成分のキサンチンオキシダーゼ阻害効果~」で、この研究は痛風の原因となる尿酸の生成抑制を目的として、各食品成分がキサンチンオキシダーゼという酵素をどの程度阻害できるのかを調査したものです。

 生徒たちは様々な食品成分を分析し、有望な成分を特定するために多くの実験とデータ分析を行いました。いくつかの食品成分においてキサンチンオキシダーゼの阻害効果が確認され、これが痛風予防に役立つ可能性があることが示されました。

 発表当日、彼らは緊張の中でも落ち着いて自らの研究成果を説明し、丁寧に準備したプレゼンテーションを行いました。また、質疑応答の際には、他の参加者や審査員からの質問にもしっかりと対応し、研究内容に対する深い理解を示しました。

 この発表は、彼らの科学的探究心と努力の結晶であり、今後の進学やキャリアにおいても貴重な経験となるでしょう。