6月26日(水)放課後、大阪大学 安全衛生管理部教授の百瀬英毅先生をお招きし、「半導体素子の基本と動作原理」と題したSSセミナーを開催しました。
セミナーは「半導体とは何なのか」「p型・n型半導体を組み合わせることによる特性」「半導体素子を利用した演算」などをテーマに進行しました。スマホの中など身近にたくさんありながらもよく分からずに使っていたものがテーマということもあり、参加した生徒は興味深く聴いていました。質疑応答の時間には半導体の研究についての質問も飛び出し、先生での大学での研究についてもお話しいただいたことで、大学で研究するということについて興味を深めた生徒もいました。

 

受講生徒の感想

  • 講演ありがとうございました。中学生の私が半導体についての話を聞くと、難しくて分からないんじゃないかと思っていたけど、分かりやすく説明してくださったので概要が分かりました。特に13族の物質と15族の物質を混ぜると半導体ができるかもしれないという話は興味深かったです。研究にAIが活用されているのも驚きました。(中3)
  • 一言に回路と言っても、どのようなものを指してどこに使われるのかいろいろなものがあり昔からの進歩があって今があることを知りました。普段考えることのない視点から電子機器について考えられる良い機会になったと思います。ありがとうございました。(中3)
  • 本日は素晴らしいご講演をありがとうございました。最初の方の、普段耳にする「半導体」というものは本体ではなく、回路や素子を指しているという話でとても驚きました。他にもダイオードやトランジスタなど、意味も理解せずに覚えてきたことを理解できて面白かったです。(高2)
  • 半導体は物理だけの難しいものと思っていて、化学もかなり絡んでいて、こんなにおもしろいものだとは思っていませんでした。昔技術の授業で、PNP・NPN接合をやったとき全くわからなかったのですが、今日そのときの謎が解決しました。半導体の小ささの割にできることが多すぎて、半導体ってすごいと感動しました。(高2)