6月12日(水)放課後、大阪大学 理学研究科 教授の橋爪章仁先生をお招きし、「高分子科学研究@理学研究科」と題したSSセミナーを開催しました。

セミナーでは「高分子らしさの理解と応用」をテーマに、最新の研究内容にも触れながら進行しました。身のまわりの高分子物質の種類や特徴を切り口にしたお話だったこともあり、参加した生徒はみな熱心に聴いていました。
特に、研究に楽しそうに取り組む先生の様子や、研究に対する熱量が生徒達にも伝わり、研究内容の学びだけでなく、研究への向き合い方についても刺激を受ける時間となったようです。

受講生徒の感想

  • 高分子のことはほとんどなにも知らなくてはじめは難しかったけれど、途中で高分子のことを教えてもらった後は分かるようになって、授業で高分子のことをやるのがすごく楽しみになりました。(中1)
  • 私はこのセミナーを聞くまで高分子について名前も知らなかったけど、このセミナーを聞いてから高分子についてもっと知ってみたいなと思いました。(中1)
  • 高分子についてとても興味がわきました。内容が少し難しかったので、また来年、再来年と挑戦します!(中1)
  • 1つの内容についてとても楽しそうに話されている姿が印象的でした。自分も同じように語れる内容を見つけたいです。高分子の説明で高温になると固まる(?)というような話題が気になりました。(高1)
  • 高分子は温めると溶けなくなると知って、驚きましたが、牛乳の例を先生が出してくださり、とても納得できました。高分子はプラスチックのイメ―ジが強かったのですが、もしかしたら生命医療にも応用できる可能性があると知り驚きました。偽幸せホルモンはとても興味を持ちました。(高2)
  • 分子構造についてまだまだ無知なところが多く、完全には理解できなかった、先生の口頭説明やスライドの作り、流れがわかりやすかったです。分子について理解が深まったときにまた先生のスライドを見返したいと思います。(高2)
  • 私は薬学に興味があり、将来は薬の研究をしてみたいなと思っています。薬が高分子化合物だということは分かっていましたが、高分子化合物が他にもたくさんあることに驚いた反面、私たちの生活に欠かせないものだということにありがたみを感じました。(高2)