令和5年度科学技術振興機構(JST)のさくらサイエンスプログラムの採択を受け、10月20日(金)から25日(水)の5泊6日で台湾から台中市立台中高級第一中学校を招聘し、日本の優れた科学技術を体験するツアーや高槻高校における授業体験、生徒交流を行いました。

 今回のプログラムでは初の取り組みとして、大阪サイエンスデイでの台中一中の生徒の研究発表を取り入れ、高槻高校の生徒と一緒にバディを組んで天王寺高校でのポスター発表に臨みました。

 高槻高校GSコースは何年にもわたって台湾研修で台中一中を訪問し、相互の研究発表と交流を続けてきました。コロナ禍で中断されていたさくらサイエンスプログラムが再開し、今回初めて台中一中を高槻高校に招くことができ、本当の意味での相互交流がここからスタートしたと感じられました。

 最終日は非常にタイトなスケジュールで、生徒たちの交流の時間は設定できなかったのですが、朝に台中一中の生徒達が来た際には、なんと70名以上の生徒が出迎えてくれました。

 次回は11月に本校生徒が台湾研修で台中一中を訪れますが、さくらサイエンスプログラムを経たことでより一層深い交流ができることを期待しています。

さくらサイエンスプログラム概要

10月20日(金)
 関西国際空港到着。

10月21日(土)
 高槻高校にて歓迎会と学校紹介、授業体験。
 大阪サイエンスデイにて研究発表。

10月22日(日)
 国立民族学博物館見学と万博自然公園散策

10月23日(月)
 高槻高校にて授業体験。
 大阪国際がんセンター訪問(松浦総長による講義および放射線治療見学)

10月24日(火)
 大阪医科薬科大学訪問(国際センター近藤先生による学校紹介、病院・手術室見学、微生物学・感染制御学教室呉先生による講義)
 大阪大学レーザー科学研究所および核物理研究センター見学

10月25日(水)
 高槻高校にて終了証授与式。関西国際空港より帰国