2023年3月13日の放課後、〈大学0年生講座〉がおこなわれました。この講座は、本校の教員が1つの学問分野を取り上げ、本校生徒に向けて講義を行うものです。今回は生物担当の堀田によって、「動物行動学・認知生態学」について講演がありました。参加した生徒は「なぜ動物はいろいろな行動を示すのか」という点について興味深く聞いていました。
受講生徒の感想
- 動物行動学はもとからとても興味があったので、やはり今日お話を聞けておもしろかったです。今まで動物の行動は刺激→反応という単純なものにとらえていましたが、脳というプロセスがあると分かりました。
- 「記憶できる時間が少ないのは次の情報を覚えるため」というのはとてもおもしろかったです。複雑で予想するのはとても難しく、答えは出しにくいと思いますが、ためしてみたいと思いました。
- 動物行動学は聞いたことがあったけれど、認知生態学は聞いたことがなかったので、知ることができてよかったです。
- 先生が「行動」の中に脳の働きをいれているのがすごいと思いました。思想という行動を別で認識することが今まで多かったけれど、思想は脳のはたらきだから、反応の意味が行動と深くつながりあっているのかなと思いました。サルよりホンソメワケベラが賢いのは興味深く、必ずしも進化順じゃないのがおもしろいと思いました。