2023年2月21日~24日の3泊4日の日程で、高校1年GAコース生の台湾研修を実施しました。台湾研修は、2年間のGA課題研究の中間発表の場として位置付けられており、高1 GAコース生はこの研修に向けて、1学期から7つの班に分かれて課題研究に取り組んできました。
コロナによる影響のため、4年ぶりの台湾研修となり、果たしてコロナ前のようなプログラムが実施できるか不安もありました。しかし、2日目に訪問した延平高級中学校では、以前にも増して暖かく、まさに学校を挙げて迎えていただきました。どの班の発表も熱心に聞いてくださり、またペーパークラフトやクイズなどの企画を通じて、生徒同士が急速に打ち解け、お別れの頃には連絡先を交換したり、自撮りしあったりして別れを惜しむ姿があちこちで見られました。
また台北医学大学や国立台湾大学の訪問では、多くの大学の先生方が関わってくださり、生徒の発表に対して丁寧に講評していただき、またキャンパスツアーなどでアカデミックな雰囲気に触れることができました。特に国立台湾大学では、この企画のためにわざわざ地元の高校生を招待してくださり、本校生とグループアクティビティで交流する機会を与えていただきました。
この他、現地で活躍する日系企業の富士フィルムビジネスイノベーション台湾の訪問や中正紀念堂、国父紀念館、台北101、国立故宮博物院などの観光を行いました。
生徒たちも最初の頃は緊張した面持ちでしたが、延平高級中学校をはじめ行く先々で台湾の方々の暖かさに触れ、3日目の夜には「台湾研修がこんなに楽しいとは思わなかった」「まだ日本に帰りたくない」といった声があちこちで聞かれました。台湾の方々との絆を再び固めることができたという点で、今回の研修は非常に意義深いものでした。生徒諸君も今回の経験を今後の学校生活や課題研究に活かしていってもらいたいと思います。