3年ぶりの米国研修が、7月25日(月)~8月6日(土)、高1の希望者を対象に実施されました。
東海岸のボストン、プロビデンス、ニューヨークという都市を訪れ、とても有意義で中身の濃い研修が行われました。
1日目
飛行機で伊丹空港から成田空港へ。さらに11時間のフライトを経てボストン空港に到着。宿舎となるサフォーク大学の寮に移動後、オリエンテーションを行いました。
2日目
ハーバード大学でハーバード大学生のメンターとパネルディスカッション、キャンパスツアー、研修①(Developing a Growth Mindset)行った後、ハーバード自然史博物館を見学。ハーバード大学生協でショッピングもしました。
3日目
ハーバード大学生による研修②(Importance of Cross-Cultural Communication)、研修③(Entrepreneurship)の後、MIT(マサチューセッツ工科大学)に移動。MITの学生の案内でキャンパスツアーをしました。その後ハーバードビジネススクールの卒業生で、2つのスタートアップ企業を経営するPaul Yarabe氏(本ツアーのプログラムリーダー兼務)による特別講義を受けました。
4日目
ハーバード大学生による研修④(Good Decision-Making)と研修⑤(Tips for Public Speaking and Presenting)の後、コプリエリアに移動。オールドサウスチャーチ、ボストン公立図書館を見学。その後は自由行動でプレデンシャルセンター、スターマーケットを散策しました。
5日目
ロングウッド・メディカルエリアにあるマサチューセッツ薬科健康科学大学(MCPHS)を訪問。Stephen Kerr教授による「TRENDS IN GLOBAL HEALTH CARE」と題した特別講義を聴講。さらに、ハーバードメディカルスクール、ハーバードスクールオブパブリックヘルス、ボストンチルドレンズ病院、ブリガムアンドウィメンズ病院、ダナ・ファーバー癌研究所を巡りました。その後パークストリートに移動し、アメリカ建国に関する史跡を辿るフリーダムトレイルを歩き、クインシーマーケットで自由時間をとりました。
6日目
個人プレゼンテーションの準備を行った後、MITのVikram Nathan氏による「ARTIFICIAL INTELLIGENCE -THE BIG PICTURE-」と題した特別講義を聴きました。その後ハーバード大学で個人プレゼンを行いました。与えられた3つの問い、
- What did you enjoy (or find interesting)?
- What was a major challenge during this program?
- How will you use this experience in the future?
をもとに、全員がボストンで学んだことを発表しました。さらにハーバードビジネススクール、ハーバードスタジアムを見学しました。
7日目
ボストン美術館で全米屈指のコレクションを鑑賞。その後プロビデンスに移動し、ブラウン大学で、同大の学生によるキャンパスツアー・大学紹介がありました。夕食はブラウン大学生と共にし、米国の大学生活等についてフランクに話すことができました。
8日目
DDP(デュアルディプロマプログラム)の連携校である米国の名門高校PCD(Providence Country Day School)を訪れ学校交流を行いました。歓迎セレモニーでは、PCD校長の挨拶、本校工藤校長の挨拶、高槻生による高槻高校と日本文化についてのプレゼンテーション、DDPに取り組んでいる生徒の紹介がありました。その後PCD生の案内でキャンパスツアーがあり、交流ランチをいただきました。午後からはPCDの先生による3つの教科のワークショップを体験。最後にクロージングセレモニーが行われ、実りある学校交流を行うことができました。
9日目
バスでニューヨークに移動し、マンハッタンを観光。エンパイアステートビルから市内を一望した後、オープントップバスでマンハッタンの名所を周回。途中で下車しグラウンド・ゼロを見学しました。ニューヨークの摩天楼は壮大で美しく、世界の中心地である街の活気を感じることができました。
10日目
国連を訪問。国連職員によるガイドで国連の組織や働きについて説明を受けながら施設や展示を見学しました。総会ホールではちょうど国連総会が行われており貴重な経験となりました。その後フェリーに乗り、自由の女神を見学。ニューヨーク観光のハイライトとなりました。
11-13日目
ジョン・F・ケネディ空港から13時間のフライトを経て羽田空港に到着。東京で一泊し、翌朝空路で伊丹空港に移動。到着後に解団式を行いました。
13日間の研修において、生徒は皆、ハードなプログラムに懸命に取り組み、日々成長していったように思います。withコロナの困難を乗り越え、世界のトップレベルの学生と交流し、米国の文化やイノベーションを起こす風土にふれた貴重な経験を、今後の生活・人生に活かしてくれることを期待します。