7月14日、本校卒業生(48期・平成8年卒)である三菱電機株式会社先端技術総合研究所の春名正樹先生をお招きしてSSセミナー「人・機械 遠隔融合」(三菱電機サイエンス講義)をコナコピアホールで開催しました。中学1年生から高校2年生まで80人を超える生徒が参加しました。先生の高校時代から研究者に至るまでの話、MITでの研究やコンテスト、三菱電機における研究や海外でのご活躍の様子を色々なエピソードをまじえてお話しくださいました。会場には最先端の機器が運び込まれ、ワークショップでは映像の中で自分の手をロボットアームと同化させて空中でイチゴを掴んでショートケーキに運んだりしました。また、スマホの中で自分の手の映像が地球に触れると指先に何かに触れている感触が生まれたり、感覚と意識がごっちゃになって正にこの世は常世ではなく浮世なんだと感じることができました。Visual Hapticsが実感できた興味深いSSセミナーとなりました。
今回のSSセミナーは「日経サイエンス」のサイエンス事業として実施していただきました。開催、運営にご尽力いただきました関係各位に感謝申し上げます。
関連リンク
三菱電機、人と機械の融合技術を紹介 〜高槻中高生、遠隔操作ロボットを体験(日経サイエンス)
生徒の感想
- 最先端の技術がここまで進んでいるのだとかなり驚いた。しかも海外の会社ではなく日本の企業がここまで関連していると知り、自分もこのようなことに関われるかもしれないと思い将来が楽しみになった。
- 人がロボットと一体化するまであと少し。若い人が何が課題となるか考えないといけないと思った。
- 「人は生まれ変われる?」という質問の視点がおもしろかった。