2021年12月26日(日)~28日(火)、灘高等学校、筑波大学附属高等学校と本校の3校合同で、協同探究プロジェクトin福島(ふくしま学宿)を行いました。

1日目

新大阪駅に集合し、新幹線で出発。東京駅で特急ひたちに乗り換えようとするも、常磐線の事故の影響で6時間足止めにあいました。結局福島に着いたのは午後7時30分。バスで浪江町の食事会場、ホテルに向かい、翌日からの研修に備えました。

2日目

原発事故を境に6年間避難指示区域となった浪江町・双葉町でのフィールドワークから研修がスタート。JR双葉駅周辺、福島水素エネルギー研究フィールド、請戸小学校、大平山霊園を訪れ、そこで起こったことや現状を学びました。その後、浪江町行政区長会長、イオン浪江店前店長の講演を聴き、地域に根ざした復興のあり方や考え方を学びました。さらに東日本大震災・原子力災害伝承館、夜の森地区を見学。ホテルに着いてからは東京電力社員と対話をし、福島大学の前川特任准教授の講演を聴き、中身の濃い1日をグループで振り返りました。

3日目

Jヴィレッジを車窓見学した後、JAEA楢葉遠隔技術開発センターを訪れました。研究棟、実験棟を見学した後、廃炉にむけて技術開発を進める大熊分析・研究センターの研究者の講演を聞きました。その後、いわき市地域防災交流センター久美浜・大久ふれあい館で津波被害の展示を見た後、まとめのワークショップを行い、帰路につきました。

復興に向け多様な課題解決に取り組む福島で、志ある同世代の生徒と協働的に学ぶことで、とても有意義な研修になりました。