7月20日は終業式でしたが、放課後、SSセミナーを実施しました。
講師は、兵庫県立西宮病院整形外科・四肢外傷センター医長北田真平医師(本校卒業生・50期)で、演題は、「臨床医のお仕事 急性期病院の最前線から」でした。
今回のセミナーは人気が高く、参加者は92名(高2が16,高1が40、中3が9、中2が27)となりました。
お話は、「クラブ活動のメリット」、「医師のキャリアデザイン」、「その日のうちに復習を」、「整形外科の治療の例」、「DMATについて」などでした。北田先生は、ご自身が阪神大震災で被災されたのですが、その日、お父様が献身的に地域の方を診察されているのを見て、医師を志したそうです。
また、「医師に必要とされる条件」も教えていただきました。丈夫であること・冷静であること・思いやりがあること・探究心があること・人の助言が聞けること・自己犠牲や利他の精神があること・自分が幸せであり患者さんを幸せにできることなどでした。
生徒の感想の中にもありますが、まさに「医師の鏡」でした。後輩にいい影響を与えてくれたと思います。
生徒の感想
- 中2:本日はすばらしいご講演をありがとうございました。僕も小学生5年生のときに医療に関心を持ち、医者を目指すようになりました。誰かを助けて、笑ってもらえること、これが僕の生き甲斐です。それで、患者に笑顔を与えるそんな医者を目指しています。今日先生の話を聞いていっそう医療に関心が生まれ、医者になろうと思いました。本日は本当にありがとうございました。
- 中2:本日は素晴らしい講演をしていただき、有難うございました。僕も医者になりたいと思っているので、条件を見せて頂いたのはすごく勉強になりました。そして、条件を拝見して、冷静さや人を思いやる心が不十分だと思ったので、これから培っていきたいです。
- 中2:個人的に部活を大切にするというのはいいことだと思うので、このまま続けようと思った。
- 中2:今日はすばらしいご講演ありがとうございました。今まで、医師という仕事はばくぜんと病院で働いていると思っていたけれど、医師といっても様々な働き方があって、驚きました。また大学ではテストもたくさんあり、医師という仕事はより責任感のいる仕事だと思いました。実際の患者さんの話では、人間の生命力はすごいなと思ったと同時に、治すのが難しそうな患者さんのことも治す北田さんをはじめとする医療従事者の皆さんはすごいと思いました。
- 中2:とても面白かったです。初めて知ったことがたくさんあって、この講演を聴いて良かったなと思いました。最初に質問した人が聞いていた専門が細かくなりすぎている、という問題にとても興味を持ちました。きっと一つの分野では判断できない病気もあるのだろうと思います。私はまだ中2ですが、今からでもできそうなこと(復習や部活動)をしっかりやって、自分の夢がかなえられるように頑張ります! 今日の講演、ありがとうございました。
- 中3:今日は分かりやすくて興味深いお話を有難うございました。セミナーで一番印象に残ったのは、患者さんたちについてのお話です。実際にレントゲン写真を見せていただいて、リアルながらも少し生々しいなぁと感じました。私は理系科目が苦手なのですが、将来職業の選択肢を広げるためにも、頑張っておこうと思いました。
- 中3:私自身まだ何になりたいか決めていないのですが、医者になることも候補の一つに入れています。医者になりたいという思いが少し増したような気がします。
- 中3:ものすごく興味深い講演でした。私はそこまで医者になりたいとは思わないけど、今回、お医者様はすごくすばらしくて、尊敬できる人だと思いました。私も誰かの役に立ちたいと思っているので、これから北田さんのように強い心を持って行きたいなと思いました。すばらしい講演ありがとうございました。
- 高1:私は今回、先生の講演を聞き、お医者さんというのは、どのようなものか学ぶことができました。産業医やスポーツドクターなどの様々な種類のお医者さんを知ることができたのはもちろんのことですが、医師の心構え、精神、使命、そして素晴らしさなども学ぶことができました。お医者さんの素晴らしさを学ぶことができたので、今後もこの思いを忘れず努力して北田先生のような医師になりたいと思いました。
- 高1:私は今回講義をきいて、医師はどのような仕事をしていらっしゃりのかを学ぶことができました。私は部活動をやめようかと思っていたので、今回部活動をやっていることによるメリットを聞き、高校2年生まで続けてみようかなと思いました。北田先生のお父様が阪神淡路大震災の時にパジャマ姿で治療をしていらっしゃったというお話を聞いて、感銘を受けました。とてもかっこよかったです。これからも頑張って下さい。今日はありがとうございました!!
- 高1:貴重なお話を聞かせていただいてありがとうございました。医師という職業そのものや医療の現状についての説明が分かりやすく大変勉強になりました。また、医師として大切なこととして先生が挙げられたことを実践できるような人になりたいと思います。
- 高1:素晴らしいご講演をして下さり、ありがとうございました。授業で習ったことが実践では違うということもあるので、自分で判断して行動することが大事と聞き、改めてお医者さんはすごいなと思いました。お父様が阪神淡路大震災の時に周りの人を助けていたと聞き、お医者さんの鏡のような方だなと思いました。北田先生がおっしゃっていた「視覚だけでなく全身の感覚を使って患者さんを診察する、すぐに困っている人に手を差しのべることができる、『雨ニモマケズ』の一節のような医者が理想的」という言葉はどれも心に響くものであり、私もお医者さんになったら、そういう人になりたいと思いました。本当にありがとうございました。
- 高1:医学部は勉強ができる人がいくところというイメージでしたが、その先の医療者には高い志が常に伴わなければならないと改めて思いました。興味深いご講演をありがとうございました。
- 高1:整形外科医としての具体的な手術の様子などを知ることができて、とても勉強になりました。
- 高2:自分の人生で経験したつらいことをバネに次は自分が助ける側に回るという強い心を持ち、それを実現させることは本当にすごいと思う。自分の人生が一歩でも世の中の人のためになれるよう頑張ろうと思う。
- 高2:北田先生がいかに患者さんのことを考えてお仕事なさっているかを知って感動しました。
- 高2:小学生の時にコールドブルーというドラマを見て救急医療にすごく興味があったので、DMATなどの救急医療の話を聞けて良かったです。昔の経験から医師を志し、使命感を持って職務に携わる姿を私も見習いたいと思いました。ご講演ありがとうございました。
- 高2:ご講演ありがとうございました! 僕は最近医学部志望にしようと心に決めたばかりです。そんな時に現職の医師の方の話を聞けたのはとてもいい経験でした。僕は内科医志望で、外科医ではないのですが、先生のお話を聞いて、外科医の魅力を感じられました。先生が患者のことを思って手術をしているのが伝わりました。1時間ほどでしたがありがとうございました。