6月21日(月)・22日(火)・24日(木)の3日にわたって、関西電力送配電株式会社より講師を招き、出前授業が行われました。対象は、中学1年生。1クラスずつ、計6回の授業でした。
講師は大阪支社の田中一憲氏、新山直樹氏、西村正子氏、古川慎之輔氏の4名でした。
「SDGsとゼロカーボン」という世界的で最先端のテーマのもと、関西電力グループが取り組み、あるいは関わっている実例を紹介しました。さらに発電の仕組みについて、モデルを使った実演によって理解を深めました。
- アフリカの未電化地域向けの電力・通信サービスの実証実験
- 京阪バスと共同での電気バス導入の取り組み
- 国、地方自治体と一体となって高齢化が進むオールドタウンの住民の交通手段の提供
- 水素やアンモニアを燃料とした、CO₂を出さない火力発電
- 小型で安全性を追求した新型原子炉の開発
- 水素社会実現に向けた様々な企業の連携
- 再生可能エネルギーのメリット・デメリット
講師方は、具体的で高度な話題を、画像やグラフ・実演によって、わかりやすく伝えてくださいました。生徒は熱心に聞き入り、質疑応答では、次々に手が挙がっていました。
生徒の感想
- 私は、この授業を受けて、今はいろいろなところでSDGsへの取り組みがされていることを改めて実感しました。
- ゼロカーボン化の推進や水素社会を作るには日本だけでなく世界中が協力することが大切だと分かりました。
- エネルギーの使い方について考えさせられる授業だった。
- 火力発電の実験を間近で見ることができ、高槻はここまでするのか!と思いました。
- これからは自分たちの為にも自分たちが次の世代のためにもより良い環境を作っていかなければならないと深く考えることができました。
- 再生可能エネルギーにもメリット、デメリットがあることがわかりました。
- 関西電力の人たちが実験を通してSDGsのことやカーボンニュートラルのことを言ってくれてとてもわかりやすかった。
- 持続可能な社会の実現のためのさまざまな工夫がされていることを学びました。
- 新しいことがたくさんわかり、授業が楽しかったです。
- ゼロカーボンビジョンのデザインがとても良いと思いました。SDGsを達成するためにみんなで協力していこうと思いました。