中学3年GLコースの「総合的な学習の時間」では、3学期に身の回りの製品・サービスに関連する問いを設定して探究活動を行いました。各自のICT端末(iPad)を使って、課題の設定→情報の収集→整理・分析→まとめ・表現という一連の探究のステップを、論証モデルに沿って進めていきました。
2月18日には、その成果をクラス内で発表しました。生徒たちは、今まで自分が調べ・考察してきたことを筋道立てて説明し、他の生徒との質疑応答を通して、さらに探究を深めていました。今後、今回の発表内容をもとにレポートにまとめていきます。
生徒の振り返り
- 三角ロジックを使った論証モデルの作成と発表は、今後自分の意見を相手にわかりやすく伝えるのにとても役立ちそうだと思った。特に相手の対立意見を考えてその対処法を説明するのは、他の考え方でも使えそうだと思ったので使ってみたい。
- 発表した人すべて画期的なテーマで全く知らないものについてばかりだったが、質問をするととてもわかりやすく説明してくれた。自分で論文を作っていくということは中1でも中2でもしたことがなく勉強になり自分にとっての良い経験になった。来年の発表についても今回のテーマをどんどん掘り下げてより良いものが作れるように努力したいと思う。
- 今回は少人数に対して発表しました。大人数への発表より緊張せずに、自分の伝えたい意見を全て共有することができました。しかし、質疑応答の際に、主張とデータの繋がりが薄いところなどへ意見を受け、さらに深く探究すべきだと感じました。人それぞれ全く違うテーマで、新しい発見がたくさんあり、とても有意義な時間でした。
- 質疑応答で、自分が予想していない角度からの質問がくることがあり、そういった視点からも考察できればよりよい探究になるのではないかと思いました。今回の発表会は新しい視点を得られる機会になったのでよかったです。他の人も、タイムリーで賛否両論あるような良いテーマを選び、かつしっかりと考察できていて感心しました。
- 発表してみると、三角ロジックの事実・データの内容をまとめきれていないことがわかった。また、結論の内容がぼやっとしていると思った。レポートでは自分が入れたい内容がたくさんあるので簡潔にまとめて書きたいと思った。