高校2年GAコースは、2019年11月10日(日)~15日(金)、パラオ共和国において、課題研究の一環として、それぞれが掲げるリサーチクエスチョンの調査のために同国政府機関や現地高校など各所を訪問し、4日間の研修を無事に終えることができました。
1日目(11月10日)
移動日です。関空を11時に出発し、グアムを経由し、22:00頃、パラオに到着しました。
この日は、ホテルで開講式のみ行い、就寝しました。
2日目(11月11日)
午前は、コロール州の水族館、国立博物館、波止場プール、パラオ松島、市街地の放置戦車、KBブリッジ(パラオ・日本友好の橋)などの観光を行いました。
午後、国立パラオ高校にて教育省Raynold Mechol氏による講義を受け、パラオ高校の生徒の案内で校内見学を行いました。その後、保健省へ移動し、ベラウ国立病院を見学し、保健省の先生方と2時間に及ぶ質疑応答を行いました。
3日目(11月12日)
ミンゼンティー高校を訪問しました。午前は、歓迎行事(両校の代表生徒あいさつや学校紹介)・授業体験を行い、お昼に、ミンゼンティー高校の生徒が日本語の歌を披露し、本校生徒もラジオ体操とフォークダンスで盛り上げました。
そのあと、現地の方にパラオ各所を案内してもらうホームビジットに出発しました。夕方、ホテルで満足げな生徒たちを迎え、夜は元駐日パラオ大使のウエキミノル先生をホテルにお招きし、ご講演をいただきました。
4日目(11月13日)
ペリリュー島で3班に分かれ戦跡見学の研修を行いました。うち1班は島民の方との対話集会に参加し課題研究のインタビュー調査を行いました。
5日目・最終日(11月14日・15日)
午前、日本国大使館を表敬訪問し、ホテルで大使館員の方からパラオと日本の外交関係や大使館の仕事について講演を聞き、課題研究の質問にも答えていただきました。その後、ガラルド州のフィールドワークを行い、民家での伝統料理体験やタロイモ畑・薬用植物などの説明を受け、国会議事堂や現存するアバイ(集会所)の見学を行いました。
深夜にパラオを出国し、グアムを経由し、翌朝9時ころ関空に到着しました。閉校式のあと10時に解散しました。
【関連リンク】
Japanese students from Takatsuki High School are taken on a tour around Palau (Island Times)