9月18日(水)放課後、基礎薬学講座第4回を開催しました。

今回の講師は、大阪薬科大学薬学部病態分子薬理学研究室の大喜多守准教授で、テーマは『薬はなぜ効く、なぜ効かない』でした。

生活習慣病、特に糖尿病が話題で、身近で有名な病気なので、生徒の関心も高く、理解も進んだようです。

そして、糖尿病の原因、インスリンの働き、1型糖尿病と超即効型インスリン製剤、2型糖尿病、インスリン抵抗性と糖尿病治療薬などと、話が進みました。

生徒の質問にも熱心に答えていただき、進路のアドバイスまでしていただきました。ありがとうございました。

受講生の感想をいくつか紹介します。

  • なかなかわからない単語もありましたが、それでもインスリンの重要性はとても伝わりました。
  • 面白い話をたくさん、本当にありがとうございました。最後には質問に本当に丁寧に答えていただき、ありがとうございます。
  • 将来のことを考える中で、このようなお話を聞く事が出来、大学やその先の就職のことについてまで詳しく聞かせていただいた貴重な経験を活かしていけるよう、高い目標を持ち、勉学に励んでいこうと思います。本当にありがとうございました。
  • 薬の「効く」「効かない」は今まで疑問に持っていて、錠剤の中身に興味があったので、今回のセミナーで理解できてよかった。また、製薬の世界では行きあたりばったりの運が大部分を占めることが意外で驚いた。
  • 糖尿病というよく聞く病気がメインでとても面白かったです。少し速かったですが、わかりやすく、詳しくて、勉強になりました。
  • 今回はインスリンの作用の仕方が詳しく分かって少し面白いとも思いました。今日はわざわざ来ていただきありがとうございました。
  • 糖の働きに興味を持ちました。大学に行って研究をしたいです。
  • 難しい内容だから完全には理解できなかったけど、よい教養になりました。
  • 私は両親がともに薬剤師です。なので、薬剤師はすべての薬の名前を覚えなければならないことは知っていました。しかし、実際に薬の種類を見て、改めて薬剤師のすごさが伝わりました。糖尿病は誰にでもなってしまう可能性があるものなので、糖分をとりすぎないように気をつけようと、今回の講演で改めて感じました。ありがとうございました。
  • 当初の目的とは違う役割として使用されている薬があるという話はとても興味深く、薬についてもっと知りたいと思った。
  • 糖尿病の危険性について改めて知ることができました。
  • 糖尿病を引き起こす問題は自分の体に関することだけでなく、国の財政にもかかわることが分かりました。糖尿病の治療費が一万円札12㎞分ということには驚きました。
  • 今日はありがとうございました。前に基礎薬学講座を受けた時の肥満のことについてと少し似ていて、理解しやすかったです。