7月4日、朝日新聞大阪本社の江原健大・外園周二氏を講師に招き、総合学習の時間に出前授業を実施しました(対象:中学3年GLコース生)。

 授業の前半は、先週大阪で行われたG20サミットを題材に、報道写真が国際関係を象徴すること(逆に言うと国際関係を象徴するような写真が意図をもって選ばれていること)を学びました。後半は、参議院選挙の公示日であった当日朝刊を見ながら、各党がアピールしている公約を比較しながら点検しました。同じ政党の公約でも、媒体によって強調することや言い方を変えていることも教えていただきました。

 最後に、リーダーにはいろいろな人の話に耳を傾けること、聴いて・質問する力が必要。聴く耳を持っていると教えてもらいながら成長できるということを教えていただきました。

 生徒からは「新聞の見出しや写真には深い意味があるということを初めて知った。意識して新聞を読んでみたいと思った」「普段新聞は読まない上、政治についてもあまり知らなかったが、今回の講演でとても興味を持った。これからは自分で調べてみようと思った」等の感想が多く寄せられました。