6月11日(火)の放課後、コナコピアホールにて、第2回基礎薬学講座が開催されました。

講師は、大阪薬科大学 戸塚裕一教授(製剤設計学研究室)で、テーマは「粉と薬の身近な関係 -薬は設計された粉だと知っていますか?ー」でした。

くすりのサイズと効き目、錠剤の種類と工夫、錠剤の成分、作り方、最近売り出された口の中で溶ける「口腔内速崩壊錠」、世界初の熱応答ゲル基材を用いた目薬などのお話でした。

受講生の感想を少しだけ紹介します。

  • 私は錠剤をかまずに飲む事が出来なかったけれど、今後は線入り以外のものは胃に流し込めるようにしたいです。
  • 薬学には物理と化学が必要と薬剤師の父親に言われた理由が分かりました。錠剤とお菓子につながりがあったことには非常に驚きました。
  • これから薬はちゃんと飲みます。甘いおいしい薬を作ってください!
  • 具体的な例を出して説明してくださったので、とても分かりやすかったです。「薬」というものは身近すぎてあまりよく考えることがなかったので、とても勉強になりました。
  • 薬は錠剤すべてが効くと思っていたけど、構成されている中で、薬が5%くらいしかないと知れた。
  • 薬は細かい部分まで設計された、科学技術が詰まったものだと分かった。他にもなかなか聞く事が出来ない話を聞く事が出来とてもよかった。
  • 薬のことを深く知る事が出来てよかった。
  • 今日の講座、本当にありがとうございました。このような講座を聞いていると、とても研究に興味が出てきて、将来も考えるようになりました。本当にありがとうございました。
  • 医薬品(錠剤)の細部の構造や効き目についての内容を分かりやすい説明で教えてくださりました。ありがとうございました。
  • 今まで知らない分野、具体的に薬の結晶構造が変わるなど、お話を聞いて、薬の設計などを行う仕事に就きたいという想いが強くなった。また、ODなどをアフリカなどに届けることは素晴らしいと思い、更にこういう事業が増えると喜ばしい。
  • 意外と知らないようなことをたくさん教えてくれてとても興味を引かれる内容でした。ありがとうございました。