7月23日(月)午後に、中2~高2の希望者で、田辺三菱製薬株式会社の研究所(加島事業所)を見学させていただきました。

ここはJR東西線加島駅から徒歩10分の所にあり、壮大な規模でした。

まず新しい4階建の建物に入り、千葉雅俊本部長から「おくすりってなあに?製薬会社って何してるん?」と題して、講義をしていただきました。

その後、白衣とメガネをつけて、2班に分かれ、別の巨大な研究棟に入り、「プロセス」「製剤」「分析」の3か所をめぐり、それぞれの場所で実演を交えて、詳しく説明していただきました。

最後に、本校卒業生(35期)でもある井崎仁史部長から「一つの新薬を生み出すまで」と題して在校当時のお話も含めながら、お話を伺いました。

とてもたくさんの方々にご協力いただき、充実した見学会となりました。並木ひとみ主幹をはじめ多くの方々にこの場を借りまして、御礼申し上げます。

生徒の感想

  • 薬のことについて今回の見学で今まで知らなかった様々な薬の作る方法を学ぶことができた。どの社員もずっとびしっとしているのかなと思っていたが、意外と笑顔のあふれるよい職場だと実感した。今回の見学に行かせていただいてありがとうございました。
  • 今まで薬のことについてよく知らなかった為、今回興味があって参加したが、想像外のことが多くとても面白かった。
  • 今日の見学で、薬のことについて様々な詳しい説明を聞いたり、いろいろな施設を見学したりすることができて、よい勉強になりました。ありがとうございました。
  • 初めて製薬会社に行って、薬の中身に薬以外のものも含まれていることが驚きました。最近よく薬を飲んでいて水と一緒に飲み込む薬はどうやって病気に効くのか知らなかったのでわかって良かったです。
  • 千葉さんの話が面白かった。一人一人に何か体験させたらもっと面白くなると思う。
  • 薬を開発し、世の中に出すには長い年月と、大きなお金が必要だということが分かりました。どうやって製薬会社は収入を薬以外で手に入れているのかとても気になりました。
  • 研究所の中の設備や実験など、さまざまなことを詳しく説明していただき、ありがとうございました。非常にわかりやすかったです。
  • 薬に対しては日常触れていたがこんなに詳しくは学んだことはなかったので、とても勉強になった。
  • 薬の有効成分が錠剤の中でほんの少ししか入っていないことが分かり、意外でした。また、本物の研究所の雰囲気を感じられてよかったです。
  • 新薬の開発は長い時間と莫大な費用がいるのにもかかわらず、0.003%しかできないと知って驚きました。
  • 実際に実験をしている所や実演を交えた説明などが見れて、とてもわかりやすかったです。
  • 薬を溶かしている所が面白かったです。
  • 普段見ることができない研究室などを見ることができて、とても楽しかったです。薬をつくることのたいへんさがよく分かりました。クイズもあって楽しかったです。
  • 普段は聞くことの出来ない貴重なお話がたくさんあり、とても興味深かった。こういう仕事は薬学の人だけと思っていたが、様々な職業の人が関わっていると分かり、驚いた。4時間近くありがとうございました。
  • はじめの講演で薬について楽しく学べた。見学でも館内(研究者)の方々の詳しい説明でもっと薬学についての興味・関心が増した。
  • 見たことのない機械をたくさん見れて面白かったです。新薬の出来る確率がとても低くて想像以上に大変なことがよく分かりました。
  • こういう見学会は参加するのは初めてで、最初は出来る薬の種類はどんだけあって、複雑な作業をこのようになっているなどの細かくて難しいことをメモすると思っていたが、実際の説明や行程はすごくわかりやすくて楽しかった。また、薬の種がいろんなものからできるというのも面白いことだと思った。
  • 普段見れない研究所の中が見れて、薬学に対する興味が増えた。長い年月とお金をかけて薬を作っておられるのに驚きました。「病気を治したい」という想いが伝わってきました。
  • 普段は見ることの出来ない研究所の中を見せていただいてありがとうございました。感想としては、製薬には長い年月がかかるなぁと思いました。また、様々な人が製薬にかかわっていると思いました。
  • 今回の訪問で化学や製薬会社への興味が湧きました。研究所への見学はとても面白かったです。ありがとうございました。
  • 製薬は一つ一つ丁寧に多くの工程を経て自分の手に届いていることが分かった。薬を作るには多くの認定や国からの許可がいるから、難しく責任を感じる仕事だと思った。
  • なかなか製薬所の見学は出来ないので、この度、田辺三菱製薬を訪問できて幸いです。僕の父は製薬会社に勤めており、もともと僕自身が薬学に興味があり、今日は薬学に関するたくさんの疑問を打ち解かすことができました。ありがとうございました。
  • 薬を服用するとき今までは何も考えずにただ飲んでいたが、まさか製薬に何千億円もかかると思っていなかったので、これからは開発してくれた製薬会社のみなさんや研究者の方々に感謝して服用しようと思った。貴重なお話、見学をありがとうございました。
  • 自分が今まで製薬会社の研究所のイメージとして持っていたのが、モルモットを使ったものとか、薬品かき混ぜていそうだったのが、具体的なものが分かった。
  • 薬学について沢山学べてすごくいい機会でした。僕の父も同じようなことをしているのかな…と感じました。ありがとございました。
  • 自分は薬の関する仕事をしたいと思い、薬学部を目指そうと考えていたが、会社などに入って何をするかを考えておらず、、このような様々な仕事があることに驚いた。
  • 薬は何か一つ危ない点があるだけで、多くの人に被害が出るのでそれだけ慎重に扱っているのだなと改めて感じた。
  • 薬を作る難しさを知って驚きました。特に宝くじより成功確率が低い事には驚きました。いろいろな施設を見回らせていただき、分かり易い説明で理解することができました。薬の溶け方の違いには驚きました。