6月27日(水)放課後、SSセミナーが4つ開催されました。そのうちの一つ『感覚の仕組み』を紹介します。
講師の先生は、国際医療大学の樫葉均教授でした。中・高校生にとって、とてもわかりやすく解説していただきました。
例えば、1997年にカプサイシン受容体が発見され、これは43℃以上の高温をも受容するとのことです。また、2001年に発見された27℃以下の冷温を受容する受容体は、メンソールをも受容するそうで、メンソール入りのシップで「ひや~」と感じます。
そのあと、ロドプシン、オプシン、音を受容する有毛細胞、甘味の受容体・・・と続き、嗅覚が最近詳しく分かってきたそうで、嗅覚受容体の発見が2004年のノーベル賞のテーマだったそうです。
上級生にとっては、ちょうど習っている事柄が少し出てきて、面白く感じ、理解が深まったようです。