7月30日朝から、京都大学付属阿武山地震観測所で、本校生徒18名と茨木高校2名で合同のサイエンスキャンプを行いました。

内容は、発展的な数学の講義と、歴代の地震計の見学でした。

講義の方は、午前と午後の計4時間あり、歴史を感じさせる部屋で『算術から方程式論へ ~ガロアの小径~』というテーマで、かつてこの観測所で研究されていた京都学園大学准教授の伊藤和彦先生が、若き天才数学者ガロアに触れながら、二次方程式、三次方程式の解法などを教えていただきました。

その後、阿武山サポーター(市民ボランティア)の方に、観測所開設当時のドイツ製の巨大な地震計から現在の地震計までを案内・説明していただきました。

ずっと見守っていただいた所長の飯尾能久教授からは、生徒の受講態度が熱心だとの感想をいただきました。

今回の企画は、阿武山地震サイエンスミュージアムプロジェクト推進ディレクターの平林様にお世話になりました。ありがとうございました。