12月22〜24日、SSH事業「野外理科教室」として、高校1年GSコースの生徒が屋久島・種子島へ行ってきました。
1日目
種子島宇宙センターを訪問・見学
宇宙センターによるツアーに参加することにより、セキュリティーの厳重な所まで入り、貴重な説明を聞くことが出来ました。 ツアーでは、輪切りになったロケットを見ながらロケット技術について説明を受け、見学バスに乗って打ち上げ施設の近くまで見に行くことが出来ました。
宇宙科学技術館においても見るものは多く、打ち上げをシミュレートするコーナーや、ロケット発射時の音を体験するコーナーは大人気でした。 テレビを通して見ていたロケット打ち上げの舞台裏を知ることができ、航空技術や宇宙に更に興味を持つことが出来ました。 夜は、屋久島研修センターにおいて、屋久島についての事前学習を行いました。
2日目
屋久島の課題別フィールドワーク
あいにくの雨でしたので、行程を少し変えて実施することになりました。 A班は海岸部の植生と地質について、島を一周しながら学習しました。B班は山間部の植生と地質、C班は屋久島の生態系について、それぞれ屋久杉ランドをトレッキングしながら学習しました。
夜は、各班ごとに、フィールドワークで学習した内容を発表し合いました。 どの班も、屋久島の独特な自然に感動するとともに、自ら環境を守るよう心掛けなくてはいけないと痛切に感じたようでした。
3日目
木工クラフト体験と屋久杉自然館見学
木工クラフトでは、木片をやすりで削り、各自好きな小物(アクセサリー)を作りました。 屋久杉の特徴はそれまでの研修で聞いていましたが、実際に加工してみると、また違う感動がありました。 屋久杉自然館では、多くの資料が展示されており、屋久島の文化や歴史的な事もあわせて深く知ることが出来ました。植生などもわかりやすく展示されており、研修で学習した内容を振り返るのに良い機会をもてました。