「ようこそ先輩」は、社会に第一線で活躍している若手のOBに課外授業をしていただくことを通して、生徒の進路意識の向上を図る行事です。今年度からはキャリアデザイン進路講演会と題し、目先の大学受験だけでなく将来にわたるキャリアを考える必要性を伝える進路ガイダンスも行います。
講師は、財務省にお勤めの浅尾耕平OB(57期)と、西村あさひ法律事務所にお勤めの弁護士・窪田三四郎OB(56期)に担当していただきました。
サミットで総理に随行するなど仕事で日本を背負うことを意識することが多い浅尾OBからは「中学・高校の勉強は必ず役に立つ。自分の可能性を広げるために様々なことを経験し、何がしたいか、何のために働きたいか、しっかり考える時間を持とう」、賠償請求額数百億円という企業訴訟に携わっている窪田OBからは「弁護士と医師の仕事は昔は無報酬だったほど、困っている人や弱い人のために尽くす仕事。弁護士には特に人の気持ちに思いをはせることができる資質が必要。いろいろは人と話をして視野を拡げてほしい」というメッセージが伝えられました。